今回は、文藝批評・文化論ゼミが学園祭に向けてどのような準備を進めているのかについて、指導教員とゼミ生にインタビューしました。
学園祭に向けたゼミ全体の取り組みは何ですか?
本科コースの目玉であるゼミ活動では、学園祭での発表をこれまでの研究成果を総まとめする「集大成の場」と位置づけています。
文藝批評・文化論ゼミでは、普段から視聴覚室という広い教室でマイクを使い、大勢の前で発表する練習を行っています。この取り組みにより、生徒たちは人前で堂々と発表する度胸を身につけ、聴く側も発表内容や構成の工夫から多くを学び、互いに高め合う環境が生まれています。
発表後には、生徒同士や指導教員から具体的な講評を受けることで、精神的にも鍛えられ、研究内容もより深く磨かれていきます。
また、先日実施された鳥取でのゼミ合宿では、「妖怪」をテーマに各自が思考を巡らせました。現在は、その成果として制作した「推し妖怪プレゼンポップ」を展示する準備を進めており、学園祭の見どころの一つになりそうです。
今回の学園祭発表の魅力とおすすめポイントは?
文藝批評・文化論ゼミは、生徒の間で「ガチゼミ」と呼ばれるほど、今年1年、本気で研究に取り組んできました(担当教員としては、喜ぶべきか少し複雑ですが……)。その努力の成果として、各生徒の研究内容は大きくブラッシュアップされています。
作品(文字、映像、絵など)は、私たちが日々感じている「愛」や「時間」といった、形のない大切なもの――つまり概念――の輪郭に迫るために存在します。ゼミ生たちは、こうした抽象的な作品を通して「作品の主題は何か」「私たちに何を語りかけているのか」という問いを探究し、形のないものを言葉で捉えようとしてきました。
今年の発表では、生徒たちがそれぞれどのようにそのテーマへ迫ったのかを、ぜひご覧ください。受験生の皆さんにとっても、高校での学術的探究の一端に触れる貴重な機会となるはずです。
普段のゼミ活動ではどのようなことをしていますか?
ゼミでは、生徒が調べた内容をレポートにまとめ、発表班と聞き手班に分かれて授業を進めています。発表・聞き手以外の生徒は、次の中間発表に向けて自分の研究をさらに深めていきます。
単なる「調べ学習」で終わらせないよう、先行研究や作品の主題をもとに、論拠(論を支える根拠)を明確にしながら、より深い考察へとつなげることを大切にしています。研究テーマは、「ポケモン」や「おせち」といった文化論的な題材から、特定の映画評論や小説家の表現技法まで、多岐にわたるのが特徴です。
個人としてどのような研究をしていますか?
Wさん:売れるJ-POPの特徴について研究し、ポスターにまとめました。
Yさん:若者が抱える不安と食のトレンドの変容について分析しています。
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以上が取材内容です。
ぜひ、学園祭当日、生徒たちの学習成果をご覧ください!