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【本科ゼミナール】Entrepreneur養成講座

投稿日2025/9/27

サレジアン国際学園の本科では個人研究を実施しており、中学2年生から高校2年生までが自身のテーマに応じてゼミナールに所属し、学年を超えて学びあいながら研究を進めています。

今回は8つのゼミナールのうちの1つである、「Entrepreneur養成講座」について紹介します。
未来の日本・世界について「どのような社会が望ましいのか」を問い、政治・経済・思想・哲学といった多様な視点から考察を深めていくゼミナールです。
最終的には、自らが解決したいと願う社会課題に対してアントレプレナーシップ(起業家精神)を発揮し、具体的な行動・解決へと踏み出すことを目指しています。

合宿で学ぶ”知的財産”と”地方創生”

この夏、本講座では沖縄本島と石垣島を舞台に3泊4日のゼミナール合宿を実施しました。テーマは「知的財産と地方創生」。

沖縄本島では、**沖縄科学技術大学院大学(OIST)**にて、特許制度や研究成果の社会実装に関する特別講義を受講。
「知の独占ではなく、知の共有による社会課題解決」という視点に、生徒たちは強く刺激を受けていました。

また、首里城や国際通りを訪問し、観光資源としての文化財や地域ブランドの保護・活用についてフィールドワークを実施。
地域経済における知的財産の価値や、地方創生のリアリティに触れました。

石垣島に移動した翌日には、株式会社ユーグレナの研究・生産拠点を見学。
持続可能な未来を目指すバイオベンチャー企業の取り組みから、知的財産と環境保全、そして地方との共生の在り方について学びを深めました。
また、石垣市商工会議所の皆様を前に、「石垣島の地域課題をどう解決するか?」というテーマでプレゼンテーションを実施。
観光への過度な依存、一次産業の担い手不足、交通・医療インフラの課題など、各自が調査した内容をもとに、政策提言やビジネスアイデアを発表しました。
「高校生とは思えない発想力と分析力だ」と、高評価をいただく生徒もいれば、忌憚なく講評をいただいたなかで悔しさを感じた生徒もいたと思います。
 

「“知的財産”という言葉が、ここまで身近でリアルになるとは思わなかった」
「観光と産業、環境と経済、両立の難しさを考えるきっかけになった」
「自分の中に、社会に“問いたいこと”がはっきりしてきた」

合宿の中で生まれた問いやアイデアは、2学期以降の個人研究へとつながっていきます。
学園祭では個々人の研究について、ポスターセッションを実施する予定ですので、是非生徒の発表を見にお越しください。