8月16日から31日まで西オーストラリアのパースに中学2年生から高校2年生までの36名でスタディツアーに行きました。
生徒は1人もしくは2人でホームステイをし、毎日学校まで登校しました。初めての海外のバスに戸惑い、遅刻をしてしまった生徒もいましたがそれも含め良い経験となりました。
ホームステイ先では英語で話したり、その家庭のルールに従うなど特に中学生は初めは苦戦していましたが、なんとか会話をしようとしたり同じホームステイ先の高校生の助けもあり楽しい2週間を一緒に過ごせたようです。週末はショッピングに行ったり、サイクリングをしたりと各々のホームステイ先で過ごしました。
2週間のうち、午前中は英語のレベルで分けた2グループで授業を受けました。初日からPBL型授業をし、グループでプレゼンをしたり、西オーストラリア州について学んだり、校内を謎解き探索したりとさまざまな授業内容で楽しみました。
午後には、毎日異なる小旅行や大学での体験をしました。
午後パースの市内観光をし、有名なElithabeth Quay周辺で散策し、その後Expoに参加しました。体を使ったアクティビティやグループで協力したり、企業の方に質問をしたりと他ではできない経験ができました。
美術館に行きました。
午前にUWAで、キャンパスツアーおよび大学について担当者からの説明を聞きました。特にAGの生徒は非常に興味を持ち将来ここにきたい!など期待に胸を膨らませていました。午後はscitechで体験型アクティビティを行いました。電ノコを使ってプロペラの作成をしどうすれば遠くに飛ばせるか考えて作っていました。
終日姉妹校であるSt John Bosco Collegeに伺いました。2015年に新設された学校で、あちらの生徒たちがキャンパスツアーをしてくれました。SG本科の生徒も同世代の生徒との交流に非常に意欲的で英語でたくさん交流ができました。ここで高校生活送りたい!といった生徒も何名もいました。
Murdoch 大学に行きました。キャンパスを巡りながら与えられた問題に答え、時にはスタッフの方や大学生に質問をしていました。
終日Sman Valley の小旅行をしました。公園内では、ウォンバットやコアラと写真を撮ったり、寝ているカンガルーに餌をあげたりとオーストラリアならではの体験をしました。その後チョコレート工場に行き、試食やお土産の購入をしました。
Curtin大学に行きました。大学の生徒と共に、ピタゴラスイッチのようなシステム作りをグループで行いました。
アボリジニのアートワークショップに参加しました。アボリジニの美術の持つ意味や文化背景を理解し1人ずつ制作しました。
ECUに行きました。ここでは、大学を散策しその間で撮った写真を元にインスタグラムのポスト作成をしました。ハッシュタグや投稿のコメントに対してどのようなものが効果的か考え、プレゼンテーションまで行いました。
キングスパークへ行きました。そこではグループに分かれて、20個のあるものを探し出すアドベンチャーアクティビティをしました。平均して10個程度でしたが、あるグループは1時間走り回り、20個すべて見つけ出すことができました。
授業の後、卒業式がありました。各グループの先生から表彰状を授与され、卒業証書を受け取りました。その後、港町のフリーマントルへ行きました。天気も良く、海が非常に青く透き通って見えました。
いよいよ最終日。各々ホストファミリーと過ごし、夕方空港へ向かいました。
この経験によって、将来海外に行きたい、英語を使って仕事をしたい、海外の友人が欲しい、など日本にとどまらず様々な選択肢を見つけてほしいと思います。