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サレジアン国際学園では、「21世紀に活躍できる世界市民」の育成を目指し、年に複数回の教員研修を通して教員力の向上に努めています。
新年を迎えて最初の教員研修は、サレジオ会の浦田神父様をお招きして宗教講話と分かち合いを実施しました。
「祈り」の意味について、賛美と感謝、願い、神との語らいなどについて神父様からお話があり、なぜ教育者として祈ることが大切なのかを分かち合いました。
「祈り」は神(人間を超えた大きな力)との対話であると同時に、自己との対話でもあります。
本校の創立者であるドン・ボスコは、大切な決定を行う前には、いつも短く祈るように勧めていました。
マインドフルネスやNVC(非暴力コミュニケーション)、アンガーマネジメントにも通ずることですが、自らの状態に気づくことが、より良い行動を選択することにつながります。
サレジアン国際学園は、5つの世界市民力の最重要項目に「心の教育」を据えています。
カトリックミッションスクールとして日々の教育を通して生徒たちに伝えられることは何なのか、教師自身が一人の人間としてどのように過ごしていくかについて向き合い、深く考える時間となりました。