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先日、本校では中学2・3年生を対象にキャリア講演会を実施しました。
今回の講師は、元航空自衛隊航空幕僚長であり、現在は株式会社アストロスケール副社長を務める井筒俊司氏です。
講演では、F-15戦闘機パイロットとしての経験や、ハーバード大学での学び、そして現在取り組まれている宇宙デブリ問題への挑戦について、多岐にわたるお話を伺いました。
井筒氏は、「まさにC. Darwinの言葉の通り、強い者が生き残るのではなく、環境に適応できる者が未来を切り拓く」というメッセージを通じて、柔軟な思考や未知の分野への挑戦の大切さを生徒たちに力強く伝えてくださいました。
また、宇宙デブリ問題への取り組みを通じて、地球規模の課題解決に向けて行動することの重要性や、持続可能な未来を構築するために自分たちができることを考えさせられる貴重な機会となりました。
生徒たちは、講演を真剣に聞き入り、熱心にメモを取りながら、自身のキャリアについて深く考える機会となりました。
質疑応答では、講師に対して積極的に質問が飛び交い、宇宙産業の可能性や挑戦する姿勢について理解を深める様子が見られました。
本校では以前より、株式会社アストロスケール様にご協力いただき、学園祭では中学2年生によるスペースデブリに関する展示を実施しました。
今回の講演は、これまでの学びをさらに深め、次のステップを考えるきっかけとなったと確信しています。
今後も本校では、先進的でアカデミックな学びの機会を提供し、生徒たちが未来を切り拓く力を育む教育を推進してまいります。