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【教科】サレジアンの『社会』

投稿日2024/10/8

サレジアン国際学園の各教科の授業についてお知らせします。
今回は社会科です。

PBL型授業を通して考えることから始まり、その後の授業においてもグループ活動やディスカッションを通して知識の習得を行っていきます。


中学1年生の地理では、産業や人口といった地理的な事項を各地域の経済成長と比較することで、その相互関係・相関関係を知り、具体的な事項の理解を深めていきました。
グループ内での比較をとり入れることで、自分のものだけでなく、多様な視点でテーマを考えることができます。

 
中学2年生の歴史では、TQである「『伝統文化を守ること』と『新しい文化を取り入れること』のバランスはどうあるべきか?」をさらに深めるためのプロジェクトを行なっています。
生徒は国内外問わず伝統文化を一つ取り上げて、その歴史と現代のあり方を調査します。
そして、それらをふまえて取り上げた伝統文化を未来に残す意義および未来に残していくための具体的な戦略を考えます。
以上をスライドにまとめ、最後にプレゼンテーションを行います。


現在の高校生についても、同様の授業展開を実施しており、高校3年生の日本史演習では、「近代化した日本はなぜ戦争に向かったのか」をテーマに「第一世界大戦の背景」「日本の経済恐慌」などをグループで研究発表しました。
写真はこれまでの研究で考えた戦争に近づく「1930年代」の関連事項を全員で黒板に書き出し(メモリーツリー)、「ファシズム」へ移行する原因をさらに探究している場面です。

このようにサレジアン国際学園の社会科授業は、思考力(PBL型授業)から知識の習得・応用に向かう際にもアクティブな形式で多くの授業を構成し、主体的に学び考え続ける環境を整えています。