高校のグローバルスタディーズコース(GS)では、英語力の伸長・国際感覚の醸成を目的としたプログラムが複数展開されていますが、その最たるものが「国際探究」の授業です。
“Learning by Doing”を基本コンセプトとし、世界を舞台にインターンシップをリードするタイガーモブ株式会社様、探究指導の経験が豊富な講師の先生、そして本校教員が協力し、独自のプログラムを構築・展開しています。
先行き不透明な世の中だからこそ、「自分が好きなもの」「自分の強み」という「ゆらがないもの」を活かして、世界という大海原に旅立ってほしい。
また、船旅のように、その過程での「ゆらぎ」も楽しんでほしいーそんな願いを込めて、このプログラムには 「BON VOYAGE!~自分だけの問いを見つける探究の旅~」という名前が付けられています。
高校1年次の達成目標は「自分だけの『問い』を立て、自分なりの『解』を発信すること」です。
そのために、自分史を書いたり、自分のキャッチフレーズを考えたりする活動を通じ、「探究の根っこ探し」に最も多くの時間を費やします。探究の成果はその都度全体に共有し、担当者やクラスメートからのフィードバックを得て、更に深掘りしていくサイクルを重ねていきます。
また、世界の社会活動家とzoomで繋がり、多様な価値観や視野に触れる中で、自分を客観視する機会も設けています。先週の授業においては、夏休みの読書レポートを踏まえ、自分の問いや探究テーマについての発表を行いました。
今後は、それぞれの問いを2,000字の「ミニ論文」にまとめるべく、探究活動を更に加速させていきます。
高校2年次の達成目標は「探究の成果を英語で発信すること」です。
そのために、英語で論文を作成する際の注意点やポイントを、本校のICスタッフから英語でレクチャーを受けたり、英語での個別面談を通じて「英語で探究し、発信していく」姿勢を養っています。
3学期には書き上げた2,000 wordsの英語論文を基に、英語による最終発表会を開催することになっています。
高校GSの探究の途中経過は、学園祭にて皆様にも共有させていただきます。ぜひ会場に足をお運びください。
最強の学びは、知りたい気持ちから。生徒達が好奇心の火を大切に育てていけるよう、これからも見守ってまいります。