NEWS
2学期を迎えて、本科の中学1年生は引き続き個人研究の事前学習を行なっています。毎週3時間、総合の時間を利用して様々なスキルの習得を目指していますが、先日はサイエンスリテラシー習得の一貫として、顕微鏡を用いた観察・分類とミニレポートの作成を行いました。
理科室の実体顕微鏡を使用し、ちりめんじゃこの中に隠れている「モンスター」を探し、その特徴を分析してまとめました。カニやイカ、エビなどを発見し、顕微鏡で見た瞬間は悲鳴をあげていましたが、その後は夢中になって観察を行なっていました。
ある生徒は、運よく見つけた太刀魚の幼魚を顕微鏡で細かく見ながら解剖し、
歯の数まで数えるほど細かく分析していました。
分類した「モンスター」を並べて、細かく特徴を書き出す生徒。
それぞれ違った魚やパーツに興味を持ち、夢中で顕微鏡を眺める姿は微笑ましく、
来年度以降ゼミナールに所属して個人研究を進めていく生徒の将来が楽しみに思えました。