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林間学校2日目はお天気に恵まれ、朝から浅間山が良く見えました。
2日目の活動では、軽井沢におけるツキノワグマ対策の事例を通して人間と野生生物との共生を考えていきます。
このプログラムはピッキオ軽井沢がコーディネートしてくださっている本校の林間学校のための特別プログラムで、少しずつカスタムしながらもう20年以上継続しているものとなります。 はじめにツキノワグマの頭骨の標本と毛皮(爪と肉球つき!)を実際に見たり触ったりすることで、大きさや質感、更に驚くべき身体機能を体感しました。
次にツキノワグマを出来るだけ駆除せずに、人間の暮らしの安全を守るための取り組みを体験的に学びました。 まずは農業地と住宅地に侵入させないための電気柵について学びました。 希望者は、実際にどのようにビリッとくるのか体験をすることができました。
ツキノワグマを怪我をさせずに捕獲するためのドラム缶でできた特別仕様のワナについても学びました。仕組みを解説してもらった後に、希望者はワナの中に入ることができました。
ワナを体験した生徒は、ワナの中から捕獲されたクマの気持ちに思いを馳せていました。
午後はグループ対抗のオリエンテーリングを行いました。
20カ所のポイントをめぐり、事前学習で調べた知識と前日から体験学習したことを活かす活動です。グループのメンバーで協力して、クイズとツキノワグマに関するミッションにトライしながら、野鳥の森を元気に駆け巡りました。