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文藝批評・文化論ゼミナールでは、文学や諸芸術、ポップカルチャーの研究・批評を行います。
先週の授業では自分の好きな作品について分析し、1人10分で発表する演習形式の授業を行いました。生徒たちは映画やアニメーション、ゲームやライトノベルなど、それぞれが選んだ作品の「好き」「面白い」の理由や、独自性について考察し、スライドにまとめました。
生徒たちはお互いに質疑をしながら、とても意欲的に授業に参加していました。
授業の最後には、フランスの文学者ピエール・バイヤールの文学理論についての講義を行いました。彼の著書の一部を読みながら、個々の作品を鑑賞するだけではなく、個々の作品が他の作品と取り結ぶ関係に注目することが重要だということを学びました。
今週は研究テーマの決め方、仮説の立て方についての講義を行い、その後各自で研究テーマを考えました。
まずは10月にある文化祭での中間発表を目指して、それぞれのテーマについて知識を深め、自分なりの考察を作り上げていきます。