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中学2年生の国語では、太宰治の名作『走れメロス』の読解に取り組みました。
初読の際、生徒たちの反応は「メロス擁護派」と「メロス批判派」に大きく分かれました。私たちは、その時に生じた「違和感」を大切にしながら授業を進めています。
現在はグループごとに課題を立て、工夫をしながら朗読に励んでいます。
「メロスの行動は善なのか」「正義とは一体何なのか」。答えのない問いに、彼らは真摯に向き合い続けています。
写真は、メロスの朗読に真剣に取り組む生徒たちです。ひとつひとつの言葉にこだわって読むよう、声かけをしています。また、授業で使った板書プリントを見て話し合う姿も撮影させてもらいました。
アイデンティティが揺らぎ、自己が崩壊しかねない局面に立たされたとき、人はどうやって「自分」を保つのか。
この時期の中学生にとって、それは避けては通れない大切なテーマです。
国語は「心」の授業。物語や言葉に自分を重ね合わせ、これからどう生きていくかを模索する、実り豊かな時間となることを願っています。