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サレジアン国際学園の教員は日々の研鑽を欠かしません。
日頃の成果を共有するため、毎年この時期にサレジアン国際学園(赤羽)とサレジアン国際学園世田谷とで合同研修会を開催することにしています。今年度は8月30日、31日の両日、世田谷を会場として実施いたしました。
1期生、2期生を迎えた赤羽の教員、1期生を迎えたばかりの世田谷の教員、双方が最も熱心に研究しているのはPBL型授業です。
PBL型授業の柱となるのはTQ(トリガークエスチョン)です。生徒たちの思考力や創造性をいかに刺激することができるかを考え、各教科はTQを様々な角度から研究しています。
30日は双方の教員によるPBL型模擬授業を実施し、疑問点や問題点などを共有・討議しました。
31日は2学期の授業に向けてTQの精査を行いました。最後に双方の教員が考え抜いた良問を全体に共有し、サレジアン国際学園としての教育の方向性を確認しました。
両日、教員たちがTQを考える基本にしていたのは「ロジカルシンキングメソッド」です。演繹法や帰納法をはじめとするロジカルシンキングの手法は、生徒たちにぜひ身に着けてほしいものです。TQに対してどのようなロジカルシンキングメソッドを使えばより効果的に考えることができるのか、という点にも頭を悩ませました。
両日を終え、双方の教員は多くのことを学びました。
2学期以降、生徒たちに更に興味深い授業を提供することができるはずです。
研修会に限らず、サレジアン国際学園の教員は「21世紀に活躍できる世界市民」を育成できる教員となるために、日々力を尽くしています。