カリキュラム・編成

本科クラス

 
基礎を学び、知的好奇心を解き放つ

本科クラスでは、主体的に考える・取り組む6年間を通して、生徒のエージェンシーを養います。PBL型授業を軸に、学問と社会のつながりを意識しながら基礎学力の定着を目指します。さらに、興味関心のあるゼミナールを選択して探究活動を行う「個人研究」を実施。
英語の授業では、「世界市民」として自らの考えを発信するための言語活用力を身につけます。

個人研究は、総合的な学習の時間を利用した探究型の授業です。中学では週3時間、高校では週2時間、大学のゼミナールのように複数学年で学びを深めます。ゼミナールでは、自分の好きな分野から各自でテーマを設定し、研究を通して緻密に学習。学びの集大成として、高校2年次に最終論文を執筆します。主体的な学びを思う存分楽しんでください。

研究方法を知る

中学1年生の1年間は、研究の基礎となるアカデミックスキルを学びます。文章の書き方からデータ分析など、文理問わず研究者としての視点を身につけていきます。また、複数学年で学びあうゼミナールに備え、SELなど他者との協働に関するスキルも学びます。

研究課題を設定する

興味関心に基づいて所属するゼミナールを選択。複数学年による学び合いで課題意識を養い、独自の研究テーマを設定します。

課題解決のために研究する

大学レベルの実験器具を備えたサイエンスラボでの実験や、フィールドワークを通して研究を推進。研究という社会貢献を通して、エージェンシーを養います。

4つの力を伸ばす学習システム

数学・科学リテラシー

プログラミングや統計学など、今後の社会で必須とされるスキルを基礎から学んでいきます。サイエンスラボでの実験では、最先端の実験器具に触れながら科学リテラシーを身につけます。

考え続ける力

自ら設定したテーマの研究は、決して簡単な作業ではありません。時に悩みながらも試行錯誤を続け、粘り強く考え抜くことで壁を乗り越えていきます。

コミュニケーション力

複数学年で学び合うゼミナールでは、学年を問わず議論を交わし、お互いにアドバイスを送りながら研究を深めていきます。そうした環境で、ロジカルでクリティカルなコミュニケーション力が養われます。

言語活用力

「世界市民」として多様な人と関わり、地球上どこでも活躍できるよう、英語力を高めます。

プログラミング

中1では、生徒2人で1台のLEGO SPIKEを使用します。身近なテーマを扱った問題解決型の学習を通して基礎からプログラミングを学び、その後の発展内容へと繋げていきます。

開講ゼミナール例

プログラミングゼミ 「日常生活や社会をちょっと良くするアプリを作る!」がこのゼミの目標です。プログラミングの基礎やデザイン理論など関連する知識を幅広く学んだあと、最終的には一人一人が自分の目標に沿ってアプリを作成していきます。
E研 21世紀の大きな課題である、環境問題やエネルギー開発について考える研究室です。地球環境メカニズムの解明や再生可能エネルギーの研究、エコな商品の開発などを行います。
entrepreneur
養成講座
未来の日本・世界について、どのような社会が望ましいのか、政治・経済・思想・哲学などを通して考えます。具体的に解決したい社会課題に対して、アントレプレナーシップを発揮し、実際に行動・解決に向かうことを最終目標とします。

本科クラス3年間のカリキュラム

  1年生 2年生 3年生 合計
国語 5 5 5 15
社会 3 3 4 10
数学 5 5 5 15
理科 3 4 4 11
音楽 2 1 1 4
美術 2 2 2 6
保健体育 3 3 3 9
技術・家庭 2 2 1 5
英語 8 8 8 24
宗教 2 2 2 6
総合的な学習 3 3 3 9
特別活動 1 1 1 3
合計

39

39 39 117