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学校生活

 
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クリスマスミサ・終業式

投稿日2023/12/22

12月22日の終業式後、体育館でクリスマスミサを実施しました。

 終業式では校長先生から、今学期の振り返りとしてどのように時間を感じていたか振り返ってみましょう、ということが語られました。
ドイツの詩人ゲーテの言葉を引用しながら、退屈だと感じる過ごし方の状態は怠惰。
そして短く感じる時は、活動している時だ、というお話がありました。
生徒の皆さんには、冬休みの間に自らのこれまでの過ごし方・生き方を振り返り、主体的に自らの行動を選択できるようになってほしいと思います。

ミサは、サレジオ会の田村宣行神父様の司式で行われました。
クリスマスは、英語の「キリスト(christ)のミサ(mass)」に由来します。
救い主(キリスト)であるイエスの誕生を祝う行事です。
イエス・キリストというのは、名・姓ではなく、イエス=名、キリスト=救い主ということを意味していますので、カトリック教会では、救い主イエスの降誕を喜び、祝います。
2000年前のイエスが生まれたユダヤ(イスラエル)は、苦しい状況にありました。
そのような中で生まれた救世主は人々にとって本当の希望と喜びであったことと思います。

午後には有志団体と、クラフト部によるクリスマスチャリティーイベントが開催されました。
有志団体は、自分達のパフォーマンスを披露するとともに、今苦しみの最中にあるガザの状況を知ってもらい、募金を呼びかけました。
そしてクラフト部はコーヒーの販売を通して、アフリカのマラウイへの支援を募るイベントを行いました。

このクリスマスミサや、チャリティーイベントを通して、喜びを仲間とともに分かちあうと共に、苦しんでいる他者に目を向け、その他者のためにアクションを起こす事の大切さを学ぶ機会となったのではないかと思います。